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中越地震避難所メモ、奇跡的に保存 貴重な資料に
2008.9.6 02:58新潟県長岡市の市立中央図書館文書資料室が8月12日から公開を始めた災害アーカイブスに注目の資料がある。平成16年10月23日に起きた中越地震で、11月7日まで避難所になった市立中央図書館の掲示板に張り付けられた177点のメモや文書だ。時間の経過とともに不要になれば捨てられる運命にあるメモや文書は通常、ほとんど残っていない。177点は市立中央図書館が避難所になってから閉鎖されるまでのものを網羅、避難所の実態を知る貴重な資料として防災の専門家からも問い合わせが舞い込んでいる。(石田征広)177点が残ったのは文字通り奇跡に近い。文書資料室嘱託員の田中洋史さんの機転がなければ存在しなかった。きっかけは阪神大震災を回想して、歴史資料保存に携わった当時の担当者が《避難所の掲示物は生の情報が書いてあるのでとっておけばよかった》と記した文書を思い出したことといい、田中さんはこれを踏まえて市立中央図書館に張り出されたメモと文書の保存を要請した。「メモであれ文書であれ、図書館の職員は資料ということで理解してくれた。身内ということもあって、掲示板からはがしたメモや文書を箱に入れて取っておいてくれたんです。図書館が避難所だったからこそできたことで、これだけまとまった避難所のメモや文書が残っているのは国内でもほとんど例がないでしょう」という。公開されているメモや文書で、確認できる最も古い文書は地震があった翌日の10月24日の《こちらは、東北電力です》。この中で地震による停電の状況を説明している。また、《毛布あります》《電話お使いください》《支援物資・生理用品、減菌ガーゼ、ウエットティッシュ、オンパックス、粉ミルク、おむつ(大人、子供)、毛布》は日付がないが、地震から数日と想像できる。地震から1週間近くたつと、10月29日付で都市ガスを供給停止していた北陸ガスが《カセットコンロをどうぞご利用ください》。《銭湯の無料券の配布について○乳児・幼児と保護者の方○65歳以上の高齢者のみの世帯の方○妊娠中の方》の文書は畑違いの議会事務局が掲示していた。意外だったのは最も重要なはずの食料関係のメモや文書はほとんどないこと。「市立中央図書館は地震後も停電しませんでしたから朝昼晩の食事の配布は館内放送で伝えていましたし、駐車場で車中泊されている方にも配って回りましたから、掲示する必要がなかったのかもしれません」(文書資料室の古川絵理主事)。10月末以降は《至急、応急仮設住宅入居希望仮調書の提出について》《雇用促進住宅の申込みについて》《県職員住宅の貸付けについて》《県外の公営住宅への入居申込みについて(ご案内)》《民間借り上げ住宅の入居について》と住宅関係が大幅に増える。177点の資料の唯一の難点はその多くの日付が定かでないこと。だが、嘱託員の田中さんは「日付を聞き取り調査して資料として精度を高めたい」と話している。その成果次第では、日々変わる避難所生活を伝える貴重な一次資料としてさらに関心を集めそうだ。産経新聞社新聞購読のご案内利用規約プライバシーポリシー知的財産ポリシーよくある質問サービス一覧RSS一覧このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。プライバシー使用条件ヘルプお問い合わせ・ご意見サイトマップ [引用元:MSN産経ニュース] マヤ暦 ミステリーUFOの秘密・仕組み・からくり情報 ういろう(外郎)のうんちく フォトンベルト レイキ ヒーリング PR |
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